身長をあきらめない。牛乳アレルギーでも身長は伸びるぞ、成長期が勝負!

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管理人
牛乳ぎらいや牛乳アレルギーのお子さんをもつお母さんにとって、わが子の成長(低身長)は気になるところでしょう。

ご存知の通り身長を伸ばすには「カルシウム」の摂取がカギを握っており、そのカルシウム摂取の代表的な食品が「牛乳」にほかなりません。

牛乳が飲めないお子さん、もしくは乳アレルギーを発症している子は将来的に身長が高くなることは望めないのでしょうか?

いいえ、そうではありません。正しく体のことを理解し、正しい栄養の知識をもって、効率よく摂取すれば誰でも平等に身長を伸ばすことはできるのです。

成長期とは

女子学生

成長期とは誰もが知っている言葉ですが、正しく理解している人はどれだけいるでしょう。「小学生高学年から高校生くらまで?」だいたいこんなイメージをお持ちでないでしょうか。

あながち間違いではありませんが、国の統計上のデータでは概ね明らかになっています。(平成25年国民健康・栄養調査報告より参照)

表でみると女の子は男の子より早い年齢で身長の伸び率が高く、小学生までの間がほぼピークになっています。

逆に男の子は小学生から中学1年生あたりまで伸び率が高くなっており、卒業までの3年間で成長のピークを終えるようです。

つまり、男の子も女の子も小学生高学年までには正しい知識をもって成長できる環境や生活習慣を整える必要があり、個人差はありますが、高校生になってしまってからでは大きな身長の伸びを望むのは難しそうです。

成長期がこんなにも早く終わってしまうのは意外ではなかったでしょうか?




身長が伸びるメカニズム

身長が伸びるには骨の成長が必要ですが、具体的には「骨端線」という部分が成長することです。

骨端線は骨と骨の継ぎ目にある部分ですが、その成長には「栄養」、「睡眠」、「運動」の3つの要素が必要で、成長に欠かせない「成長ホルモン」は睡眠と運動によって分泌されます。

また、この骨端線は成長期を終えた大人は硬質化してなくなってしまいます。

成長に必要な栄養

牛乳飲む子

真っ先に思い浮かぶ「カルシウム」は牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品のほか、魚や野菜からも摂ることができますが、一番効率よく摂取できるのはやはり「牛乳」です。

しかしこの牛乳から摂れるカルシウムの効率をきちんと知っている人は多くありません。牛乳のカルシウム吸収率は次のどれだと思いますか?

  1. 100%
  2. 70%
  3. 40%

答えは③40%です。そうなんです。想像よりかなり少ないと思いませんか。

魚(33%)、野菜(19%)より優れているとはいえ、牛乳のカルシウム吸収効率はこの程度なのです。牛乳一杯200mlあたりに含まれるカルシウム量は227㎎ですが、実際には40%の約90㎎しか吸収されません。

成長期に必要な1日のカルシウム量は600㎎~900㎎とされていますから、つまり牛乳コップ10杯、2リットル近い牛乳を毎日飲んでいるお子さんがどれくらいいるでしょうか。

もっとも魚や野菜などからも摂れるのですべて牛乳からというわけではありませんが、日本人は慢性的にカルシウム摂取量が不足していると言われています。

しかも、このカルシウムは厄介なことに、そのものだけでは吸収率が高くなく、ビタミンD、マグネシウム、亜鉛などと一緒に摂ることが有効なのです。

ビタミンDはコラーゲンの生成やカルシウムの吸収を促進する効果、マグネシウムはカルシウムを吸収するときに使われ、カルシウムをたくさん摂取してもマグネシウムが不足していると骨になることができません。

カルシウムと2:1の割合でマグネシウムを摂ることが理想とされています。亜鉛は細胞分裂を促す作用があり、やはり身長を伸ばすにはとっておきたい栄養です。

むやみやたらとカルシウムばかりを摂っていても身長は伸びないということは覚えておかねばなりません(‘ω’)ノ

わが子は牛乳が飲めない・・・

勉強する男の子

さて困りました。お子さんが牛乳ぎらい、乳アレルギーの場合、魚や野菜をいったいどれくらい与えれば良いのでしょう?

そもそも魚も野菜も大好物だというお子さんはそう多くはないでしょう。昔なら仕方ないとあきらめる方もいたかもしれませんが、食の技術が進んだ現代では牛乳を飲めない子でも身長を伸ばせるチャンスがあります。

それはサプリメントを効果的に取り入れることです。いや、むしろ早めに取り入れるべきでしょう。

サプリメントはなんとなく怖いというイメージがありますが、それは後程触れることにします。

睡眠と運動がもたらす成長ホルモン

よく寝る子

成長ホルモンは体の中で作られる物質で体のさまざまな機能をコントロールする役割を持っていますが、言葉からもわかるように「身長を伸ばすホルモン」としてよく知られています。

大人にも傷ついたり老化した細胞を修復させたり、体の代謝を促すために重要な役割をもっていますが、子どもの時は、骨の成長、筋肉の発達など、体の成長にとって特に重要な役割を果たします。

その成長ホルモンが一番分泌されるのは夜寝ている間です。昔から聞く「寝る子は育つ」のことわざにはちゃんと科学的な裏付けがあるのです。

また運動することでも成長ホルモンが分泌されるため、適度な運動も大切です。元気よく外で遊ぶ子どもでしたら、そう心配することはないでしょうが、うちでゲームばかりして体を動かすのが苦手な子は少し意識した方が良いです。

注目の成分、アルギニンとは?

白衣

最近「アルギニン」という成分を含んだサプリメントを多く見かけるようになりました。

このアルギニンは体内で合成されるアミノ酸の一種で成長ホルモンの分泌を促進する働きを持っています。

しかしながら子どものうちは体内で合成する力が弱いと言われています。

その他にもアルギニンには「血管の老化防止」の効果があると言われており、生活習慣病が引き起こす動脈硬化、脳梗塞、高血圧の改善にも有効であるとされ、近年注目が高まっているようですが、体内で生成される量では不足気味であるというのが最近の認識のようです。

サプリメントって安全なの?

サプリメント写真

そもそもバランスのとれた食事を心がけていれば、サプリメントは不要であると言えるでしょう。しかしながら、バランスよく食事を作るにはそれなりの栄養学的な知識や調理の技術、労力も時間も必要です。

共働きが当たり前の現代では朝昼晩の3食すべて手作りで用意するのはなかなか難しいことです。

また野菜や肉などの素材から摂取する場合、そうとうな量を食さなければならない栄養成分もあるなど、一方ではカロリーオーバーや食べ過ぎも気になります。

そんな時にありがたいのがサプリメントです。サプリメントは不足していると思われる成分だけを必要な分だけ摂ることができます。

サプリメント大国であるアメリカでは約30~50%の子どももサプリメントを利用しているという報告があるそうですが、中には食事からの栄養摂取量とは関係なくサプリメントを利用していたり、栄養の補足にとどまらず過剰摂取につながっているケースも見受けられるようです。

サプリメントは使われている原料が信頼できるものであり、またその原料の組み合わせに問題がないか、必要以上の摂取はしないことに気を付けて正しく利用することが必要であると言えます。

普段の食事からしっかりバランスよく栄養を摂ることが食育の観点からも大切です。

子どものうちからサプリメントに頼り切った食生活に慣れてしまうと、大人になっても料理をしない・できない、そもそも食べることに関心が薄れてしまうのは体の成長以前にこころの成長を妨げることも考えられます。

ひとつの食材が食べれないからといってもすぐに栄養不足になることはなく、乳製品がダメであれば魚や野菜からカルシウムを摂ることで健全な食生活を維持しながら成長を期待することもできます。

そうは言っても過度の偏食や日常の食生活だけでは足りない場合、保健所等の栄養士と相談し、サプリメントも正しく活用するのは悪いことではありません。

早めにやってあげれることを実行すること

階段を駆け上がる子供

私は164㎝しかなく、学生時代はどうにか身長を伸ばしたいと必死でしたが、残念ながら私はもちろん、親も必要な知識や情報を持ち合わせていなかったがゆえに、高校卒業するまでにはピタリと成長が止まってしまいました。

かたや弟の方は小さなころからとにかく食べる量が多く、親の身長をはるかに超える176㎝にまで成長しました。

同じ兄弟でもこれだけ差が出たわけですから、遺伝的なことはそう問題ではなく、しっかり必要な栄養と正しい知識を持てば身長をあきらめなで済むはずです。

お子さんの低身長でお悩みのお母さん方、子どもの未来のために頑張ってください!




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