ロボット掃除機がほしい・・・でも本当に必要だろうか?なかなか購入に踏み切れない、私もその一人でした。
もし迷っている方がいれば、今なら「絶対に買い!」と背中を押してあげたい。
それくらい便利でこれだけの満足感を得られるのはテレビ、洗濯機、冷蔵庫、高度成長期に3種の神器と言われた家電にも引けをとらない、新時代の3種の神器になりうるものだから。
目次
ルンバを購入して良かったこと
ロボット掃除機と言えばご存知であろうルンバですが、最近では日本の大手メーカーのほとんどが発売しています。
デザイン・機能は似ていれど値段はまちまち、各メーカー各機種とも個性(差別化できる機能)を打ち出してどれが良いのか迷うばかりです。
ロボット掃除機の評価や比較はたくさんの方がブログやサイトで発信していますので、わたしは購入したルンバ880について正直に発信し、これからルンバを購入を検討している方、特に880/870以降のモデルを検討している方の参考になればと思います。
まず単刀直入にルンバ880を選んで良かったことを3つ。
- ベッドやソファーの下を掃除してくれる。
- 髪の毛が絡まらない
- コストパフォーマンスが高い
見ていてあきない、意外とまともに掃除してくれる(笑)など、いろいろありますが、我が家にとって3つ挙げるしたら以上の理由です。
ベッドやソファーの下を掃除してくれる
これは、ロボット掃除機を欲しいと思っている人の動機として重要なポイントでしょう。私も欲しかった理由としてベッドの下の掃除がそうそうできない状況だったからです。
ベッドの下を掃除するにはマットレスを持ち上げて、ベッドのすのこを取り外さないと床が見えませんし、通常の掃除機ではダブルベッド以上になるとベッドサイドからノズルを伸ばしても奥まで届きません。
そうなると目に見えないのも幸いしてか、年に数回しか掃除しません。
もともと鼻炎もちであったことや寝ているときにも時々咳が出たりと万年風邪ひきさんでした。
ところが、ルンバがやってきて、風邪を引いたり、咳が出ることがほとんどなくなりました(*^^)v
ルンバを使用して寝室とベッド下のホコリの多さに驚愕したものですが、ルンバが集塵したおかげで、ホコリはもちろんダニの死骸やフンなどが明らかに減ったことと咳が出なくなったことは無関係ではないはずです。
万年ホコリやチリが溜まり床が白く曇っていたベッド下が、今では雑巾がけでもしたようにいつでもピカピカです。
空気中にまったホコリなどは必ず床に落下しますから、ホコリやチリを取り除くという点だけ見れば、空気清浄機以上の効果を発揮すると言っても過言ではありません。
フィルターが高性能
実際ルンバ880は高性能なフィルター(公式サイトでは公表していませんが、HEPAフィルターと言われています)を使用しており、つまり空気清浄機が使用しているものと同等なものです。
通常部屋には物がたくさん置いてあるわけで、ホコリを気流で集める空気清浄機は障害物がある限り集塵には限界がありますが、ルンバであれば障害物を避けて床にあるゴミ、微細なホコリ、目に見えないダニの死骸やフンを集塵し、高性能フィルターでキャッチするので動く空気清浄機であるとも言えます。
我が家の寝室環境が劇的に改善しているのは間違いありません。
髪の毛がからまない
正常な人でも1日に50 ~100本くらい髪の毛が抜けるそうです。よくよく床を見てください。化粧台や洗面台周りは特に髪の毛が落ちています。
ロボット掃除機は底面にある毛のブラシがゴミや髪の毛をかき出し集塵・吸引しています。
もちろん長い髪の毛も吸い取ってくれますが、髪の毛はブラシに絡まりやすく、手入れをしないでいるとブラシに大量に絡まってブラシの集塵機能を低下させます。
ただこの髪の毛を取り除くのは結構厄介で、特に女性の長い髪の毛になると指で取り除くのは難しくハサミなどで切って取り除かないといけない場合もしばしばです。
もしお手持ちの通常の掃除機が自走式や自動回転ブラシ搭載でしたら、確認してみてください。髪の毛が少なからず絡まっているはずです。
現在発売されているロボット掃除機の9割が通常の掃除機のヘッドと同様に毛のブラシタイプになっています。
つまり髪の毛や糸のような長いゴミが絡まって溜まったら取り除く必要があるわけです。実はこれがストレスだと投稿している人が結構多いのです。
私があえてルンバ880を選んだのは、ゴムタイプのローラーブラシはほとんど髪の毛が絡まらないからです
9割が毛のブラシと言いましたが、ルンバでもこのタイプのローラーブラシは800シリーズと900シリーズのみです。
ルンバ600シリーズは他のメーカーと同様に毛のブラシです。
600シリーズ
800~900シリーズ
機能と性能は価格によりけり
ロボット掃除機は欲しいけど高い!購入に踏み切れない人の多くが通常の掃除機と比較すると高価なそのお値段。家電店で購入しようと思うと安い機種でも4万円前後します。
ホームセンターなどでは1万円前後のロボット掃除機も発売していますが、それらは値段なりの性能と考えたほうが良いかもしれません。
なぜなら、安いタイプのロボット掃除機の弱点は回転ブラシがなく、吸引口しかないので集塵能力が劣り、そもそも吸引力も強くないものが多いようです。
また、AI知能を備えない、自動で充電しないなど、ロボット掃除機にほしい機能は物足りないものになってしまいます。
それらが要らないよという方には手軽に購入できるので良いのかもしれません。
ルンバの落とし穴
標準的なロボット掃除機が欲しい方は一定評価のあるメーカーの物を買ったほうが良いでしょう。
では最安値の部類に入るルンバ622はネットでは35,000円前後が相場です。時々ジャパネットさんも32,000円前後で販売していますね!(^^)!これなら手が出るというギリギリの価格ではないでしょうか。
しかし購入するにあたり、若干我慢しないといけないことがあるのも事実です。なぜなら600シリーズは毛のブラシタイプだからです。
なぜ毛のブラシが気になるのかは前述したとおりです。ネット上の口コミでも髪の毛や糸、ホコリが絡まりそれを取り除くのがストレスということを多くの方が感じています。
困ったことに実はほとんどのメーカーのロボット掃除機の9割がこの毛のブラシタイプを採用しています。
つまり程度の差はあれど、髪の毛が絡まるというストレスは常に付きまとうわけです。
こまめな手入れをめんどうに感じる方はロボット掃除機の購入自体を考え直した方が良いでしょう(+o+)
ルンバ独自のローラーブラシがスゴイ!
しかし安心してください!
私がルンバ880を選んだ最大の理由は他のメーカーや機種にはない、「エアロホース」という、ゴムチューブタイプのローラーブラシであることです。
かれこれ1年以上使用していますが、今のところは髪の毛やホコリが絡まることはほぼありません。
つまりブラシに関しては手入れがほとんど必要ありません。これはかなり大きなポイントです。
現在このタイプのブラシはルンバ800シリーズ以降と900シリーズしかありません。
とは言っても900シリーズは10万円以上するため、さすがに購入に踏み切れないですね・・・。
900シリーズの優れた点はカメラが搭載され、部屋の形状を記録し、現在地を把握し、より効率的に掃除をするという、いわばナビ付きのさらに進化したロボット掃除機です。
800シリーズも高度なAIを搭載し、部屋の形状を判断し瞬時に40パターンの中から行動選択していますので、900シリーズには劣り多少効率的が悪いことはありますが、少し足りないくらいがロボット掃除機の面白さといいますか、見ていてあきない良さでもあります。
それに掃除能力が極端に落ちるわけではありません。
では、なぜ880なのか?ズバリそれはコストパフォーマンスが高いのがこのルンバ880~890だからです。
価格ドットコムなどで時期を見て購入すれば880は50,000円前後で購入できます。
622との差は15,000円、その差で「スケジュール機能」、1個6,000円程度の「バーチャルウォール(お部屋ナビ)」が1個→2個、吸引力が「700シリーズから5倍になったゴムタイプのブラシ」、「ゴミ箱容量」も約1.6倍にグレードアップし、値段の差以上に性能の差はかなり大きいと思います。
では他のメーカーと機種はどうでしょう。
ロボット掃除機の機能は概ね共通しています。備えていてほしい機能として、
- 希望の曜日と時間に作動させるスケジュール機能を搭載し、
- AI知能により瞬時に数十種のパターンから行動を選択し、
- サイドブラシで隅のホコリやごみをかき出し、
- ゴミセンターによりホコリの多い場所は繰り替えし往復し吸引して、
- 段差は乗り越え、落下防止センターで階段や玄関から落下しない、
- 掃除が終了、もしくは電池が少なくなると自動で充電器に帰る、
というものです。
上記の①~⑤を満たした機種として代表的なものを価格ドットコムより最安値を参考にして作成しました。
家電店で購入すると+2万程度が相場です。
シャープ
ココロボ |
パナソニック
ルーロ |
日立
ミニマル |
東芝
トルネオロボ |
ダイソン
360アイ |
おしゃべり | 隅に強い | 小さく小回り | ゴミ捨て軽減 | 吸引力が売り |
47,000円前後 | 64,000円前後 | 62,000円前後 | 63,000円前後 | 10万円前後 |
各メーカーのロボット掃除機にはグレートがあり、低グレードの機種にはスケジュール機能が搭載されていないものがあるので注意が必要です。
また機能はほぼ共通していても、掃除の効果(集塵の結果)には多くのサイトでも差があることが報告されているので、やっぱり実績と評判からルンバが良いのではないかと個人的には思います。
ルンバの上位機種である870/880が50,000円~、その他が60,000円前後、価格ドットコム等の口コミなども見ながら自分に好みの機種を選ぶとよいと思いますが、私はいろいろ情報収集し、家電店で多くのメーカーのデモ機の動きを確認した上でルンバ880を選び、とても満足しています。
ロボット掃除機に3万以上かけられないと思い込んで購入をためらっていましたが、実際に稼働させてみると5万でも安いと思えるほど満足度の高い家電であることがわかりました。
もうひとつ選択肢として、最新版の885/875 を検討する余地があります。
こちらは電池がリチウムイオンに進化し、880/870の電池寿命3年→6年になりました。
電池は1万円程度ですから880を購入し、3年後に電池を買い替えると60,000~となり、3年後の875との価格差は5,000円程度になります。
最新のバージョンとの価格差がかなり縮まりますし、最近では880の最安値が59,800円前後に上昇しているので今購入するのであれば875も良い選択です。
ただし、購入にあたっては間違えて並行輸入品を選ばないように信頼あるショップやサイトで確認しましょう。
並行輸入品は充電時の電圧等の違いにより思わぬトラブルが発生する可能性があるので気を付けた方が良いかもしれません。
ルンバの残念な点
まるでアイロボット社の回し者のように良いことばかりを書きましたが、ここは正直に残念だったことにも触れておきます。
880には「お部屋ナビ」が2個付属しています。
これは侵入してほしくないエリアをバリアする「バーチャルウォール」の役割と複数の部屋を順番よく誘導してくれるナビの機能をもっており、とても便利な代物ですがネット上で多くの方が報告しているように、今現在自宅でパソコンやスマホの為にWi-Fi環境を構築している場合、電波障害が発生し正常に動作しない場合があります。
ルンバから発する信号の周波数と一般的なWi-Fiが使用している周波数が一緒であることが理由のようです。
パソコン側にはまったく悪影響はでませんが、ルンバ側の信号が強くないために負けてしまうようです。
この現象は結構な割合で発生しているとの報告がありますが、実は我が家もほとんど機能していません。
あると確かに便利な機能ですが、なくても問題がないのが我が家の状況なので、まぁ時々機能すればいいかな・・・と割り切れるほど、本体のすぐれた性能に満足しています。
Wi-Fi側の周波数を変えることで改善することもあるようですが、まだ実際に私も試してはいません。
結局はロボット掃除機を買って良かった!
毎日忙しく、月に1~2回程度しか掃除機をかけなかった埃っぽい我が家でしたが、まずフローリングの床がホントに毎日キレイで、寝室も埃っぽさが激減しました。
おかげで体調も良く、寝室に購入予定をしていた空気清浄機もこの調子なら必要なさそうです。
また、ソファーやベッド下をなんなく出入りし、設定した月・木・土の週3回の9:00に自動で動き出し、掃除が終わるとちゃんと基地に帰還し充電され、帰宅時にはごみ箱がいっぱいになっているので、なんかとても満足感というか充実感を感じることができます。
溜まったゴミも家庭用の掃除機で3秒で吸い取ることができ、メンテナンスも楽々です。
多くの購入者が「もっと早く購入していれば良かった」と言うのも今では納得できます。
いやぁ~我が家は床に物がいっぱいで・・・という方、我が家も今でも床にいろいろ置いてますが、コードや紐状の物だけを置かないように気を付ければ、物を置いてあるところ以外はきちんと掃除しますし、我が家もルンバに掃除してもらいながら、少しずつ片付けている最中です。
床から物が全部なくならなくても十分活躍するロボット掃除機、我が家で実証済みのルンバ880は間違いなくお勧めできます。きっと後悔しませんよ。
ルンバを購入するにあたり後悔しない唯一の方法
ズバリ、レンタルして自分で確かめてみることです。本当にゴミを取ってくれるのか?髪の毛が絡まないのか?使えば一目瞭然です。
最近では高価な家電を購入する前にレンタルする方も増えているようです。
家電のレンタルで実績のある「ReReレンタル」さんではルンバのレンタルも充実しています。
最新の上位機種からお手頃価格の機種まで1週間6,000円前後でレンタルでき、送料は無料なのでお試しするにはちょうど良いお値段ではないでしょうか。
納得してルンバを購入され、あなたの暮らしや環境が良くなりますように。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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