聞いたことないけどうまそうだワン!
目次
食べ物はどこからくるの?
ふだん私たちが食べている食材がどこから流れてきているかを考えたことがありますか?
きのうの晩御飯のビーフカレーに入っていたニンジンはどこで採れたもの?
ジャガイモは? 牛肉は?
今朝食べたサンドイッチのレタス、たまごはどこで採れたんだろう・・・。
ふだんの食事で使う食材がどこで採れたなんて子どもたちは意識していないはずです。
もし、子どもから「お母さん、このサバはどこで採れたの?」って聞かれたら即答できますか?
「う~ん、に、日本」・・・。
さぁ、お母さんも一緒にやってみましょうか。
用意するもの
特別なものは必要ありませんが、新聞をとっているのであれば、毎日入ってくる食品スーパーのチラシを事前に1週間分取っておいてください。
新聞をとっていない方は、スーパーのお買い物の際に店頭にあるチラシをもらってくるか、生協などの食品カタログを集めてください。
- A4サイズの用紙4枚、もしくはそれくらいのサイズの大きな模造紙(白紙)
- ハサミ
- のり(セロテープでも可)
- 世界地図
- スーパーのチラシ(生協の食品カタログなど)
- マジックなどの筆記用具
次の章では実際に食べ物の世界地図の作り方を教えます。
作業の手順
今回の自由研究は地図作りからまとめまでの手順はとっても簡単で4ステップです。
お母さんも一緒に作業すると、我が家の食についても考えるきっかけになるからおすすめです!
- 地図づくり
- チラシから食材を切り取る
- 地図へ貼り付ける
- まとめ
ステップ1:世界地図を書こう
A4用紙をつなぎ合わせて、図鑑などを参考に、そこに世界地図を書いてみよう。
この工程を省略するにはネット上から世界地図のイメージをダウンロードし、自宅のプリンターで出力したものを張り合わせても良いでしょう。(冒頭の世界地図を参考にしてください)
無料でダウンロードを案内しているサイトはこちら
⇒ https://happylilac.net/sy-sekaitizu-s3.html
ステップ2:チラシを活用する
スーパーのチラシに掲載されている食材の写真を切り取ってみよう
毎朝の新聞と一緒に届くスーパーのチラシや、生協の食品カタログなどを使って、ふだんからよく購入している食材(生鮮品)を切り取ってみましょう。
- 肉類・・・牛肉、豚肉、鶏肉など
- 魚類・・・鮭、サバ、エビ、カニなど
- 野菜・・・キャベツなどの葉野菜、ジャガイモなどの根菜類など
- 果物・・・りんご、みかん、オレンジ、ブドウ、キウイなど
- その他・・・お米など
ポイントは生鮮品に限定することです。
加工品は原産地(原料が採れた産地)と原産国(加工された場所)が異なることがあるので分かりにくいからです。
例-エビフライなどはインドネシアなどで採れた原料を日本で加工する場合は、チラシには原産国は日本と記載されますが、原料の原産地が記載されていないことが多々あるからです。
ステップ3:食材を貼り付けよう
チラシから切り取った食材を世界地図に貼り付けてみよう。
実際に切り取った食材、牛肉や魚、野菜、果物などを世界地図に貼り付けます。
作業のポイント
- ポイントはチラシに掲載されている産地も一緒に切り取ることです。価格は外しても良いです。
- その産地を元に、世界地図に貼り付けていきます。
- 貼り付けが終わったら、気づいたことを書いてみましょう。
この地図はスーパーチラシと生協の食品カタログを切り貼りしました。
ステップ4:まとめを作る
完成した地図からまとめ作業をしてみよう。
例えば
- 牛肉は日本以外にもオーストラリアやアメリカなどかから輸入されている
- サバや鮭はノルウェーやロシアなどからも輸入されている
- バナナはフィリピンから、エビはアジアが主な産地である
などを、まとめてみましょう。
小学校高学年であれば、さらに進めて食べ物の日本地図にもチャレンジしてください。
作業してみて改めて気づくこともあったはずです。ふだん食べている食材への関心が高まったり、学校の授業でならった産地の話、食料自給率など、さらに調べてみると来年の自由研究にもつながるかも。
まとめ方
地図は出来たけど、それをどのようにまとめていくかに悩んでいる人は、上手なまとめ方を別の記事で紹介しています。
まとめは苦手だという人は多いのですが、具体的なまとめ方にはコツがあって、それさえ知っていれば実は簡単です。
まとめる力をつける
今では小学低学年までスマホが普及し、ユーチューブなど動画が気軽に見れる時代になったことから、文章を読み書きすることがますます苦手な子が増えていると言います。
今回のような自由研究の成果をまとめる作業が得意でない、文章をどう書いてよいかわからないと悩むお子さん、お母さんにご紹介したいのが「作文通信教育講座ブンブンどりむ」。
テレビでも活躍している斎藤孝先生が監修したカリキュラムなので、読書感想文をスラスラと書けるようになるのはもちろん、今のうちから文章力を高めることは受験、就職に役立つことでしょう。
また文章を書く力、要点を理解する力は社会人になってからも企画書づくりなどで必ず求められる能力の一つです。
今なら体験キットを無料で配布しているので、文章力に不安を感じているのであれば試してみてはいかがでしょう。
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今回は親子で一緒に楽しみながらできる自由研究のアイデア「1日あればできる食べ物の世界地図」を作ってみましょう。